十勝のタルトの謎

先日、めでたく４０と数回目の誕生日を迎えた。

六花〇や柳〇の安いケーキじゃなく、ちょっと奮発してみた。


この地に移り住み１０年目。
毎度、タルトを食べては「なんでやねん」と思う。

この美味しそうな超大粒いちご。
カスタードはどこのお店も絶品。

しかしタルト生地

右の画像を拡大してご覧くださいませでごわす。

土台のタルト生地。
ベリーのソースの上はアーモンドプードルの入ったマドレーヌ生地の
ような食感。
そして意味不明のこのタルトの上に敷かれるマドレーヌのような生地は
十勝発信のケーキ販売店全部に共通する。
なんでじゃー！？？
なぜタルト生地だけにしないんだー！？？

しかし、物心付いた時からこれがタルトだと思っているまゆ蔵は、なんの疑問も持たない。
室蘭の人が豚串を疑問も持たずに焼き鳥と呼ぶようなもんだろうか。
どんな理由でこのタルト台がこの地に根付いたのか知りたいもんだ。





先週、テレビのニュースで泥棒を捕まえたお手柄おばあちゃん。
８４歳だかでしっかりしていて羨ましいほど元気だ。
嬉々として武勇伝を語るおばあちゃんを見ながら、泥棒に入った人が優しい心を持ってる人でよかったと思わずにいられない。

泥棒は、萎縮したりして言うことを聞いただけではないはずである。

相手が老婆だとか、年長者であるとか、か弱い人間だとか女の人に暴力振るったりとか
できない性格だっただけに過ぎない。
勝てないからの理由で捕まったわけでは絶対にない。
まゆ蔵に
「あんただって　いくら腹立ってこのやろう！と思っても　体力的に既に勝ってても
親を殴ったりできないでしょ、それと同じ気持ちだって。と話したら

「いや、まだとても勝てる気がしないから」と返事が返ってきた。
勝てたら殺るのかい
思春期が終わるまで体を鍛え続けなければと思う４０とうん才の春であった。